2024-04-16 「フェミニスト 紫式部の生活と意見 ~現代用語で読み解く『源氏物語』~」奥山景布子 集英社 本 平安文学研究者出身の作家・奥山景布子初の古典エッセイ。 「フェミニズム」「ジェンダー」「ホモソーシャル」「おひとりさま」「ルッキズム」など、現代を象徴するキーワードを切り口に「源氏物語」を読み解くとのこと。 夕顔の企みとか、葵の上と六条御息所の因縁とか、『雨夜の品定め』で光源氏が同僚らとともに「理想の女」「ひどい女」の話で盛り上がるくだりは「ホモソーシャル」とか。 ほぉほぉ、面白い視点だわ、これは。 脳内BGM♪水中メガネ/草野マサムネ