みいな通信again  定年退職〜本と音楽と時々オトン

定年退職後再就職せず、父の面倒見ながら好きなことする日々の記録。

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「家が好きな人」

イラストレーターで書籍の装画や挿絵などを手掛ける著者の、初コミック&イラスト集。 自分の家が好きで、そこに流れる時間が好きで、そこで過ごす自分もきっと好き。 そんな人達の5つの家を隅々まで柔らかで温かみのあるイラストでオムニバス形式に描いてい…

命日反応(記念日反応)

母が亡くなってからその季節が近づくと、気持ちが落ち込んだり体調が崩れたりしてました。 記念日反応という体調不良があるそうです。 大切なひとの亡くなった命日や誕生日、思い出が深い特別な日が近づくと、気分が落ち込んだり体調が崩れたり、亡くなった…

お寺で写経(歎異抄)

お寺さんで写経の日は、いつも行く図書館と反対方向にある違う図書館に行きます。 引っ越す前はその図書館ばかり行っていたのでなんとなく落ち着きます。 そのあとお寺に行きお墓にお参りし、本堂にて参加費を納めお手本をもらい、空いている席に着きます。…

お金のはなし その1

定年退職後、再就職しないと決めるまでに一番考えたのは、やはりお金のことです。 高校を卒業して就職した書店員時代は、お給料のほとんどが本代とライブ・CD代に消えていました。29歳で一人暮らしを始めましたが、給料安くても正社員だし好きな仕事だし、こ…

ソメイヨシノのさくらんぼ

先日お城の公園に行った時、桜の木を見上げている親子がいました。 子供が「さくらんぼ!さくらんぼ!」と上を指差しています。おかあさんは「そのさくらんぼは食べられないよ」と教えていました。 ソメイヨシノにさくらんぼなんか見たことないぞと思い、親…

更年期のはなし

40代の終わりに病気で子宮と卵巣を全摘出しました。女性ホルモンを分泌していた卵巣が無くなるのですから強制的に閉経となり、一気に更年期症状のオンパレード! のぼせ・顔のほてり(ホットフラッシュ)・汗が止まらない・めまい・動悸・頭痛・肩こり・腰痛…

ボルダリング

太極剣の教室が隔週にあるので、ない週にボルダリングジムへ行ってます。 ジムの壁にはいろんな形のつかむためのホールドがあり、ホールドの傍らには同じ色やマーク・数字のシールが貼られています。使っていいホールドを限定することにより課題が作られ、難…

一日で一番好きな時間

仕事を辞めるまでは寝る前の、本を読む時間が一日で一番好きな時間でした。 最近は昼間でも自由に本が読めるようになったけれど、寝る前に本を読まないと落ち着きません。 徹夜したくなるような一気に読みたい本には手を出さないよう気をつけて、エッセイと…

君は「本の雑誌」を知っているか

書店員の間では知らない人のいない本の情報誌「本の雑誌」。 作家や映画監督として活躍する椎名誠と、書評家・北上次郎名義でも知られる目黒考二の二人を中心に創刊された雑誌で、その創刊秘話は椎名誠『本の雑誌血風録』、目黒考二『本の雑誌風雲録』に詳し…

京都国立博物館とグレゴリ青山

さて、先日「親鸞聖人生誕850年特別展」を観に訪れた京都国立博物館。 帰ってきてからホームページをいろいろ見ていたら面白いものを見つけました。『グレゴリ青山の深掘り!京博さんぽ』です。 京都在住の漫画家・グレゴリ青山さんが、京都国立博物館を紹介…

私にとっての宗教

お正月には神社に初詣に行き、お彼岸にはお寺へ墓参りに行き、専門学校はキリスト教系で聖書の時間があり、クリスマスにはツリーを飾りケーキを食べて、お遍路に行き、仏教について学び、八百万の神の国で生きているなぁと思う、無節操な私。 特に一つの宗教…

「親鸞聖人生誕850年特別展」

京都国立博物館で開催中の「親鸞聖人生誕850年特別展」へ行ってきました。 親鸞の生涯を著作・手紙・絵巻・彫像など、国宝・重要文化財含む過去最大件数で紹介とのこと。 ちょうど放送大学で勉強したところで、テキストに載っている物の実物を見ると、遠い昔…

「ライフ・イズ・クライミング!」

久しぶりに映画を観に行きました。 16歳でフリークライミングを始め28歳で視力を失い始め今は全盲のクライマーのコバ(小林幸一郎)。 コバの眼となるサイトガイドは、15歳でフリークライミングを始め日本人初のアメリカ山岳ガイド協会公認のロッククライミン…

スピッツNEWアルバム「ひみつスタジオ」

スピッツのNEWアルバム「ひみつスタジオ」出ました! 前作「見っけ」から、約3年半ぶり! 劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』主題歌「美しい鰭」とか 映画『水は海に向かって流れる』主題歌「ときめきpart1」とか 劇場版『きのう何食べた?』…

返却棚の本たち

図書館では、返却されて来た本を一時的に置いてる棚を見るのが好きです。 書店員時代にも、店頭に無くてわざわざ取り寄せる本に興味津々でした。 同じテーマの本がまとめて返却されていたり、自分では進んで見に行かない分野の本が並んでいたり。 思いがけな…

スピッツ!スピッツ!

スピッツ大好きです。 28年前にファンクラブに入って今も会員です。 新しい本「スピッツ2」がでまして、即買いました。 「ロッキング・オン・ジャパン」のインタビュー+フォトブックです。 これからゆっくり読みます♡ ☆左のは1998年7月初版の1。表紙がふ…

radikoでラジオ

小学生の頃からラジオを聴いてました。ヤンタン・ヤンリク・オールナイトニッポン、コッキーポップ、城達也のジェットストリーム…。たいてい聴きながら眠ってしまってましたけど。 FM802開設された時は、ラジオを目覚ましにしてました。 引越しで電波の入り…

図書館の本にはブックカバー

図書館から借りてる本は汚さないようにカバーを掛けます。 書店勤務経験があるので、カバーを折るのはお手のもの。 綺麗な包装紙を入手した時は置いときます。 初めて使う時は、その本の雰囲気に合わせて包装紙を選んで折ります。 その後は使い回しますが。 …

書店勤務時代の話 その1

高校を卒業して入った会社は書店でした。進学を希望していましたが家の都合で叶わず、図書部の部長をしていたので出入りの書店さんが採用試験を教えてくれました。 初めに配属された部署は注文品のカウンターでした。店頭に無くてわざわざ取り寄せる本。マニ…

お寺でガチャガチャ

四国八十八ヶ所のお寺の納経所には、たいていお守りやお線香などが売られています。 中には数珠や般若心経柄のトートバッグ、お寺のステッカーやおはぎを売っている所もありました。 あるお寺でガチャガチャ(カプセルトイ)の機械があって、試しに買ってみま…

「四国遍路別格二十霊場」

四国には八十八ヶ所札所以外にも弘法大師ゆかりの寺が多く、「別格二十霊場」と呼ばれるお寺があるそうです。 88の札所に別格霊場の20を加えると108となり、すべてをめぐると煩悩が消滅すると言われているそうな! これは行かねばならねばでしょう! …

ネットカフェで朝ご飯

読書が好きですがマンガも好きです。 朝家でゆっくりしていると出掛けるのが億劫になるので、図書館に行く日は仕事に行ってた時と同じ時間に家を出ます。すると図書館の開館時間の一時間前に着いてしまいます。 図書館の近所には、会員になってるけど最近行…

久しぶりのボルダリング

久しぶりにボルダリングに行きました。 母のことやコロナで行けなくなるまでは、3年ほど週一で行ってました。 腹筋弱いし懸垂も出来ないしで、ぜんぜん下手なんですけどね。 数年前同僚から、職場の徒歩圏内にボルダリングジムができていることを教わりまし…

父とカラオケ

父と母は歌が好きで行きつけの居酒屋へカラオケをしによく行っていて、私もちょいちょいお供していました。 母が亡くなりコロナが流行りでしばらく行けていませんでした。 コロナが収まってきたので、GWに兄家族と一緒に父を連れて久しぶりに行ってきました…

「思い立ったら隠居 週休5日の快適生活」

著者は、郊外の小さな安アパートを借り、週に2日だけ働き、携帯もテレビも持たず、自分の生活をこよなく愛し、楽しんでいる。 えっ?定年退職者?いえいえ、文庫化される前のタイトルが「20代で隠居」ですから若者です。 この中に、『寝るも起きるも、遊…

高野山にて満願 その2

高野山の納経所で「満願、おめでとうございます」と言ってくださったのを、とても嬉しく感じました。 ちょうど私のま後ろに並んでいた方が100回以上廻っている方だったらしく、納経所の方が声をかけてくださり納経帳を見せてくださいました。 2回目からは納…

高野山にて満願 その1

八十八ヶ所を巡ったあと、「お礼参り」として1番札所の霊山寺に再び参拝する方も多いのですが、私たちは高野山から始めたのでお遍路のラストに再び高野山へ向かいました。 杉木立の参道を歩き納経所を過ぎたあたりに人だかりが。弘法大師様への食事が御廟へ…

「台所から北京が見える」

著者は思う。長男が三つ、次男が一つ。子育てが終わったら…、たった十数年後「母親の定年」はやってくる。そのあとの何十年をどうやって過ごせばいいのだろう。「充実したなにか」がほしいと、25歳の時に新聞の人生相談へ投書。回答の一文の「人の手がけぬ外…

「ヨシケイ」さん、お世話になります

一人暮らしを始めた頃は安月給だったので、自炊してお弁当も作ってました。 転職したあと収入はふえましたが、病気をして包丁が持てなくなりました。 そこから次第に料理をしなくなりました。仕事が忙しく時間がないのも言い訳にしてました。 いま定年退職し…

今週の放送大学『道元と禅思想』

4月からradiko聴きながら勉強してる「日本仏教を捉え直す」。今週は第5回『道元と禅思想』。 先日写経した「舎利礼文』は、道元禅師の火葬の際にも読誦されたとのこと。 タイムリーです。 テキストにあった【「何かに役立てよう」「何かにならなければ」と…