糸井重里が、佐藤正午の『鳩の撃退法』の文庫解説を書いたことがきっかけで、対談が実現したようです。
【佐藤『最近思ったんですけど、ぼくは書くことより書き直すほうがだんぜん得意なんです。』
『書き直しを楽しんでいるという部分は、たしかにあります。』
『ぼくは、まず30枚書きあげたとしても、それは実際には「リハーサルみたいな感じ」です。リハーサルを書きあげたあとの1週間ぐらいがとても楽しい。「これに手を入れる」という段階の初日から楽しくなってきます。』】
そうだったのか。あの読んでいて気持ちの良い文章は、そうやって作られていたんですか。
私は、文章は一発で書き上げたい、手を入れると初めに書いた文章がなくなっていくのが勿体無いという、謎のケチ根性が発動しがち。
書き直すことを恐れるより、楽しむのかぁ。勉強になります!
脳内BGM♪リライト/ASIAN KUNG-FU GENERATION