みいな通信again  定年退職〜本と音楽と時々オトン

定年退職後再就職せず、父の面倒見ながら好きなことする日々の記録。

「さみしい夜にはペンを持て」 著/古賀 史健 絵/ならの ポプラ社

【ぼくの名前はタコジロー。勉強はできないし、運動もダメ。おしゃべりだってうまくない。おかげで中学に上がってからはずっと、いじめられていた。公園の片隅で、偶然出会ったヤドカリのおじさん。おじさんはぼくに、教えてくれた。永遠みたいなひとりの夜を、どう過ごせばいいのかを。】

 

頭の中には、「ことばにならない思い」が渦まいていて、うまくしゃべれないのは「思う」と「言う」には距離があるから。

どんな文章にも読者がいて、日記にも読者がいる。未来の自分という読者が。

だから日記は、秘密の書きものから秘密の読みものへなっていく。

そして、書くことによって、心の中も整理されていく。

文章を書くのが苦手な私にとって、今までで一番わかりやすい文章読本だったかもしれません。

私はうまく言語化できない自分の思いを、言語化してくれているものを求めて本を読んでいるのかも…。そんなことも考えました。

 

 

f:id:miinatuusin:20240408151934j:image☆書けない時でも、とりあえずペンを持て!☆

 

脳内BGM♪ループ&ループ/ASIAN KUNG-FU GENERATION