【ぼくの名前はタコジロー。勉強はできないし、運動もダメ。おしゃべりだってうまくない。おかげで中学に上がってからはずっと、いじめられていた。公園の片隅で、偶然出会ったヤドカリのおじさん。おじさんはぼくに、教えてくれた。永遠みたいなひとりの夜を、どう過ごせばいいのかを。】
頭の中には、「ことばにならない思い」が渦まいていて、うまくしゃべれないのは「思う」と「言う」には距離があるから。
どんな文章にも読者がいて、日記にも読者がいる。未来の自分という読者が。
だから日記は、秘密の書きものから秘密の読みものへなっていく。
そして、書くことによって、心の中も整理されていく。
文章を書くのが苦手な私にとって、今までで一番わかりやすい文章読本だったかもしれません。
私はうまく言語化できない自分の思いを、言語化してくれているものを求めて本を読んでいるのかも…。そんなことも考えました。
☆書けない時でも、とりあえずペンを持て!☆
脳内BGM♪ループ&ループ/ASIAN KUNG-FU GENERATION