みいな通信again  定年退職〜本と音楽と時々オトン

定年退職後再就職せず、父の面倒見ながら好きなことする日々の記録。

お金のはなし その1

定年退職後、再就職しないと決めるまでに一番考えたのは、やはりお金のことです。

高校を卒業して就職した書店員時代は、お給料のほとんどが本代とライブ・CD代に消えていました。29歳で一人暮らしを始めましたが、給料安くても正社員だし好きな仕事だし、このまま何とかやっていけるとなんとなく思っていたら、まさかのリストラの話。女子の正社員は全員パートかアルバイトになるよう言われました。

以前読んだ本「台所から北京が見える」の中の「パートタイマーは、不況のときには真先に整理の対象になる。仕事をつづけたければ、まず世の中が要求するような力を身につけることだ。」という言葉が心に。この先の人生を真剣に考えるようになりました。

世の中から必要とされそうで、自分に興味のある資格で…看護師・介護士・栄養士・調理師・保育士…その中から通えそうな学校、学費を調べました。

35歳で専門学校に通うために、勧められて入っていた個人年金を解約し、わずかな貯金と退職金もすべて入学金と学費につぎ込みました。バイトもしながら学校へ通いました。転職出来なかったら親に泣きつくしかない、それだけは避けたいと思いました。

人生で一番勉強しました。

 

f:id:miinatuusin:20230528153318j:imageスピッツのアルバム「フェイクファー」聴くと専門学校時代がよみがえります☆

 

脳内BGM♪謝々!/スピッツ