みいな通信again  定年退職〜本と音楽と時々オトン

定年退職後再就職せず、父の面倒見ながら好きなことする日々の記録。

「台所から北京が見える」

著者は思う。長男が三つ、次男が一つ。子育てが終わったら…、たった十数年後「母親の定年」はやってくる。そのあとの何十年をどうやって過ごせばいいのだろう。「充実したなにか」がほしいと、25歳の時に新聞の人生相談へ投書。回答の一文の「人の手がけぬ外国語」という言葉がこころにひびく。そして、長男が中学生になった十年後、36歳で中国語の勉強を始め、4年目に通訳ガイド試験にパス。もっと勉強するための費用捻出に38歳で准看護学院に入り准看護婦として働き、より世界を広げるために大学へ。

すごい。すごすぎる。

昭和60年7月初版の古い本です。20代の頃に買ってから何度も何度も読みました。

「パートタイマーは、不況のときには真先に整理の対象になる。仕事をつづけたければ、まず世の中が要求するような力を身につけることだ。」「なにかをマスターするための三条件、興味をもてるか、時間がさけるか、お金がかけられるか」。私が転職に悩んだ時、本の中の言葉が心にひびきました。

私の人生にかなり影響を与えた本です。

 

f:id:miinatuusin:20230503163104j:image☆今も手元においてます☆

 

脳内BGM♪大きな河と小さな恋/amin