この本は、あと少しで『JK』になれる中3の夏、親から転勤で海外に引っ越すと聞かされ、そこがインドだと告げられ、インドへ行き、インドライフにビビり散らかし、インドグルメの沼に落ち、カオスを泳ぎ、スラムに行き、そしてインドを去るまでの3年間の物語。
『そうだ、自分はここで生きていくんだ。十四歳の夏、こうしてわたしはインドに放り込まれた。』
そして『インドでの生活ももうすっかり日常となり、異文化におどろいていたものが、それを取り込むまでになっていた。』
受け入れ成長していく姿。青くてみずみずしくて勢いがあって。文章がうまいなぁ。
☆スピッツのマサムネさんがファンクラブ会報で『おもろかった本』として紹介してました☆
(熊谷はるか 河出書房新社)
脳内BGM♪行けレインボーマン