みいな通信again  定年退職〜本と音楽と時々オトン

定年退職後再就職せず、父の面倒見ながら好きなことする日々の記録。

「おらおらでひとりいぐも」若竹千佐子 河出書房新社

桃子は『満二十四のときに故郷を離れてかれこれ五十年』とあるので、74歳か。住み込みの店員をし、夫周造との出会いと結婚、二児の誕生と成長、そして夫の死。ひとりきりになった今その生活の中で、脳内で他者や過去の自分と会話をするようになる。

『日常会話も内なる思考の言葉も標準語で通してきた』のに『東北弁丸出しの言葉が心の中に氾濫している』その声は孤独の寂しさたちの姿なのか、心の奥底に押さえ込んでいた自由礼賛なのか。

 

感想書くの難しい!

 

f:id:miinatuusin:20231107153557j:image☆面白くって一気に読みました☆

 

脳内BGM♪悠々自適/SPARKS GO GO