みいな通信again  定年退職〜本と音楽と時々オトン

定年退職後再就職せず、父の面倒見ながら好きなことする日々の記録。

「老いを愛づる」中村桂子 中央公論新社

著者は1936年生まれ。父と同い年です。

「生命体の本質を知るには生物の履歴が必要」と考え、生命誌研究館を設立された方とのこと。

まえがきに『私の場合、生きているってどういうことだろうという問いに正面から向き合い、しかもそれを小さな生きものたちが生きている姿に学ぶという生命誌の研究を続けてきましたので、そこから生まれる思いを語りたい気持ちもあります。』

この本は難しい言葉ではなく、中島みゆきバカボンのパパ、フーテンの寅さん、「北の国から」の五郎さん、中村哲医師、「たそがれ清兵衛」の清兵衛などの言葉を引用しながら優しく語りかけてくれるような本でした。

 

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脳内BGM♪「天才バカボン」主題歌